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人気企業100社への就職率ランキング

社会への第一歩、就職。売り手市場、採用氷河期と言われる昨今、実績をあげている大学はどこか。全国主要大学の就職力を調べてみた。(AERA編集部 大波綾、常井健一)

    ◇

 大手予備校の経営再建を提案せよ−−。

 昨年11月下旬から12月にかけて、大手コンサルティング会社アクセンチュアがインターンシップ「ウィンタージョブ」を開いた。近年、人気上昇中のコンサル業界で採用選考を兼ねるとあって、このインターンに参加するだけで50倍以上の競争率。3回の実施のうち、参加できたのは全国の大学3年と修士1年のうちわずか約30人だった。

 課題はかなり実践的。12月の回では冒頭のように、実際に経営が順調ではない大手予備校について、再建のアイデアを出させるものだった。予備校の実情をきちんと把握しなければ歯が立たない。

 2人1組になって調査・分析に4日かけ、最終日には幹部の前でプレゼンテーションをした。その回では、10人中5人に内々定が言い渡された。

 早々に入社が確約されるのは魅力だが、この採用選考に落ちれば、その後の一般向け採用試験の参加資格さえも失う。

 インターンに立ち会った社員は言う。

 「ウィンタージョブの選抜組はたしかに優秀。入社後の配属の際、各部門間で取り合いになるほどです」


 ●一部の大学に偏る傾向

 大学別で見ると、アクセンチュアの就職者数は上位から慶応、早稲田、東京と続く。現社員でも人気の戦略部門では、慶応のSFC(湘南藤沢キャンパス)の出身者が目立ち、全体の1割を超えるという。一方、同じ戦略部門でも官公庁担当は東大出身者が多数派だ。

 「さまざまな課題に対応するためには、コンサル業界では人材面でも『多様性』を確保することが強み。ただ実態は一部の大学に偏り、出身大学のバランスがうまくとれていない。結局、実績を持つ中途採用者でバランスを保っているんです」

 「採用氷河期」とさえ言われ、学生に優位と言われるこの1年だが、あこがれの企業への入社実績を見ると、おのずと就職に強い大学が見えてくる。

 今回、アエラでは2007年3月に卒業し、同4月に入社した人を対象に大学通信が全国の大学に実施したアンケート結果をもとに、「大学の就職力」をまとめた。

 大学院進学者をのぞいた卒業生数(以下卒業生数)に占める就職決定者の割合でみると、東京理科は引き合いの多い理系の大学だけに9割以上の就職決定率を誇る(33ページ左上の表)。津田塾、奈良女子、お茶の水女子といった女子大は大学の規模が小さい分、就職指導が行き届くのか就職決定率は好調だ。


 ●女子大は軒並み好調

 アンケートを実施した大学通信の安田賢治情報調査・編集部ゼネラルマネージャーは、

 「ここ数年は採用者数が増えた分、金融機関を中心に女子学生の需要も高まってきました。短大が激減した分、いわゆる昔の一般職を女子大から採用するため、女子大は軒並み就職が好調のようです」

 と分析する。

 金融では東洋英和、大妻といった私立女子大の実績があがっているという。

 人気企業100社への就職者数が卒業生数に占める割合でみると、先の就職率とは順位は大きく違ってくる。

 100社に3割以上を送り込むトップ3は東京工業、一橋、慶応だ。

 一橋のキャリア支援室は、

 「約300社の企業説明会を開くなどの努力もしていますが、うちは大学の規模が小さく、学部に関係なく結束しやすいことも大きい。卒業生のネットワークである『如水会』をはじめ、タテのつながりがあり、就職活動に役立っているようです」

 と説明する。

 みずほフィナンシャルグループ2400人、三井住友銀行1600人、三菱東京UFJ銀行1300人。

 2008年4月に入社予定として各メガバンクから出ている内定者数だ。

 東大、早慶、MARCHと呼ばれる明治、青山学院、立教、中央、法政といった大学が上位を占める。

 こうした上位校の学生からは、「(採用試験に)行けば内定がもらえる」という楽勝ムードが流れていたほどだ。


 ●有名企業志向が強まる

 「日東駒専といった大学でも軒並み、トップか上位の就職先は金融でした」

 と安田さん。

 「いまの学生は少子化で大学に入りやすくなったのか入試の成功体験が大きい。昔は大学の就職課が企業に頭を下げて採用枠をとってきても、学生が自信がないと断ってしまうケースがあった。最近は逆に有名企業志向が強く、学生の強気な姿勢を感じます」

 大学側もネームバリューがあるメガバンクの就職は歓迎のようで、

 「総合職だろうとなかろうと、メガバンクはメガバンク。実態は男女問わずに地域総合職といった転勤のない採用や、昔の一般職に近い採用が多くて総合職はほとんどいないのですが、就職の実績では内訳についてふれることはあまりありません」

 と、中堅大学の就職担当者は明かす。

 銀行の大量採用の動きは来年も続きそうだ。

 三井住友銀行は、09年4月の入社予定者について前年比4割増の約2400人を採用する計画を固めた。その内訳は総合職が600人、転勤といった地域異動がない営業部隊・コンシューマーサービス職500人、一般職を廃止して衣替えするビジネスキャリア職1300人。

 なかでも増員予定なのがビジネスキャリア職の新卒採用。これまでは派遣会社に頼っていたが、今後は「自前」で育てる方針を掲げている。

 こうした金融をはじめ、会社別に見ると、就職者数で1位となったのは早稲田が39社とトップ。2位は慶応が29社で、大阪と続く。


 ●早稲田より慶応が人気

 比べられることが多いのが早慶だ。

 卒業者数では慶応は早稲田の6割と母数が少ないことを考えると、慶応の好調ぶりがうかがえる。

 「伝統的に慶応は金融、商社に、早稲田はメーカーに強かった。このところ学生が安定志向で、大手の金融、商社の人気が高まっていることから、慶応が目立つのでしょう」(安田さん)

 実際、今回の調査では伊藤忠商事、住友商事、丸紅、三井物産、三菱商事の商社すべてで慶応がトップ。金融でもみずほフィナンシャルグループ、大和証券グループなどで、広告では電通、博報堂で早稲田を上回って1位だった。

 「多様な個性をもとめています」

 元博報堂の社員で、全国の大学で就職活動のアドバイザーをしている福島直樹さんが金融、ビール、広告など学生に人気の高い企業20社の採用担当者から求める学生像を調査したところ、20社中20社が図らずも同じ答えだったという。

 「その発言自体が無個性に感じました。個性的な学生を育てることより、最初からある程度まとまりのある学生がほしいようです。採用担当者も成果をもとめられ、年々、人選が無難になっているように感じます。その象徴が慶応ではないでしょうか」

 福島さんが博報堂に入社した89年の前後は、電通も博報堂も早稲田、慶応から入社した数はほぼ同数だった。だが、最近では、2社ともに早稲田は慶応の半分だ。

 福島さんが出会う学生をみていると、慶応は組織適合性があり、早稲田は個性が強い傾向を感じるという。

 「就職支援で言えば、慶応より早稲田のほうがむしろ力を入れていますが、慶応は三田会というOBのネットワークが強い。母校愛の強い面倒見のいい先輩から社会人のものの考えを学ぶことが多いようです」


 ●「東大出は使いづらい」

 一方で、今回のまとめでは目立たなかったのが東大だ。

 キャリア公務員だけでみれば上位なのだろうが、就職決定率で言えば、31校中下から2番目。人気100社の就職率でも上位に入ってこない。

 「東大というのはある意味で個性。協調性を重視した場合、使いづらい面もあるのかもしれません」

 と福島さんは話す。

 学生が安定志向というなら、企業も負けないくらい安定志向なのかもしれない。

 では、東大、早慶以外の大学はどうか。

 法政は今回、100社のうち、大和ハウス工業や住友林業、JR東日本などでトップの就職者数だった。

 「就職なら地方の国立よりMARCHという風潮は強い」(安田さん)

 こうした私大のなかでは、キャリア教育に力を入れ、単位として組み入れる大学もある。

 企業が東京に一極集中するなか、地方の大学から採用試験に上京する人は時間も予算もハンディを背負う。

 だが、公務員に目を向ければ話は別。教員・公務員が卒業生数に占める割合では、国立の広島が16・0%、続く筑波も12・1%と他大を引き離した。学内で公務員対策に力を入れた成果が出ている。

 今回、関西の私大では関関同立を対象にしたが、なかでも目立つのは立命館だ。100社のうち、法政と同じく5社で就職者数のトップに立った。りそなグループ、住友生命保険といった、業界のナンバーワン企業ではなくても、その次を手堅く押さえている印象を与えている。

 「立命館は入試改革でセンター試験の国公立型の人が併願するなどして全国から学生を集めている。そうした人材がリーダーシップを発揮し、就職でも実績があがっている。就職先も関西に偏っていない。ここ10年ぐらい、教員も一生懸命に企業まわりをして力を入れています」

 と安田さんは解説する。

 大学の就職力とは、大学の就職課力と言えるのかもしれない。

 そのほかに目を向けると、名古屋が群を抜く。就職決定率では3位、人気100社の就職率と教員・公務員率ではともに5位と上位をキープした。


 ●就職率高い名古屋圏

 名古屋はトヨタ自動車が早稲田についで僅差で2位だったが、地元企業であるデンソー、アイシン精機は1位。

 「トヨタ自動車を筆頭に名古屋経済の明るさがそのまま学生の就職につながっている。まさに地場産業パワーです」(安田さん)

 このほかにも私立では南山、愛知、愛知学院、中京、名城、国立の名古屋工業、公立の愛知県立といった大学は軒並み就職率が高いという。

 先の福島さんが全国の大学をまわっていて注目しているのは、名古屋圏内の大同工業大だ。ほとんどが男子学生で、工業高校からの進学が多い地元密着型。トヨタ系の企業やその取引先などへの実績がある。

 「もともと地元志向が強い学生が多いため、企業としても長く、実直に勤めてくれそうだと思うようです」

 大学通信の調べによれば、全国の大学の就職率が79・4%だったのに対し、愛知県内の大学は85・3%とそれを上回った。

 名古屋力は就職力に通じるようだ。



人気企業100社への就職率ランキング 
AERA 2008年1月28日号

就職率
34.4% 東京工業
33.5% 一橋大学
32.5% 慶應義塾
〜〜〜〜〜〜〜〜〜30%
23.4% 学習院大
22.0% 名古屋大
21.7% 京都大学
21.7% 大阪大学
20.6% 東京大学
20.6% 東京理科
20.5% 早稲田大
−−−−−−−−−20%
19.6% 九州大学
19.5% 関西学院
19.4% 立教大学
18.8% 同志社大
18.2% 北海道大
17.5% 神戸大学
16.4% 筑波大学
15.9% 青山学院
15.4% 国際基督
15.4% 上智大学
15.0% 首都大学
15.0% 明治大学
−−−−−−−−−15%
13.7% 中央大学
13.5% 立命館大
11.8% 法政大学
11.5% 関西大学
−−−−−−−−−10%
 9.5% 広島大学
 8.4% 筑波大学






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